用語集
WebNMS
WebNMS Framework
ネットワーク管理システム開発ツール
用語集
【あ行】【か行】【さ行】【た行】【な行】【は行】【ま行】【や行】【ら行】【わ行】【その他】
各用語のリンク先ドキュメントは、英語となります。
- アラート(Alert):
アラーム情報。障害の発生と復旧状態を表現する。生成されたイベント(Event)オブジェクトのentityプロパティをキーとしてアラート(Alert)オブジェクトの更新が行われます。同じ値を持つアラート(Alert)が存在しない場合は新規に生成します。Infoレベルのイベント(Event)に対するアラート(Alert)は生成されません。Clearレベルのイベント(Event)が生成され、entityに合致したAlertが存在しない場合は、アラート(Alert)の生成は行われません。デフォルトコーリレーション処理についてはこちらを参照して下さい。 - アラートフィルタ(Alert Filter):
Alertのプロパティを指定するフィルタ。指定した基準に合致したAlertが発生した場合にアクションを実行することが可能。 - アラートリスナー(Alert Listner):
サーバでアラート(Alert)が生成/削除/更新された場合に呼び出されるJavaモジュール。 - イベント(Event):
ログ、イベント履歴情報。イベント生成に関しては、こちらを参照して下さい。 - イベントアラートコーリレーター(EventToAlertCorrelator):
拡張イベントを拡張アラートにコーリレーションするJavaインターフェースプログラム。拡張アラートをモデリングした場合は必ず必要となる。 - イベントオブザーバ(Event Observer):
サーバでイベント(Event)が生成された場合に呼び出されるJavaモジュール。 - イベントフィルタ(Event Filter):
Eventのプロパティを指定するフィルタ。指定した基準に合致したEventが発生した場合にアクションを実行することが可能。 - エヌ・エム・エスフレーム(NmsFrame):
NmsFrame:メニュー(openframe)の実行により表示するポップアップフレーム。 - エヌ・エム・エスパネル(NmsPanel):
ツリービューの各ノードをクリックした際に、メインフレーム右側のペインに表示されるインターナルパネル。 - オブジェクト固有メニュー(Object Specific Menu):
マップシンボル、ネットワークデータベースの管理オブジェクトのポップアップメニュー。 - オペレーション(Operation):
メニューなどの操作を行うための実行権限。
- 拡張イベント(Extended Event):
デフォルトEventクラスを拡張するイベント。独自のカラムを追加することが可能。 - 拡張アラート(Extended Alert):
デフォルトAlertクラスを拡張するアラート。独自のカラムを追加することが可能。 - カスタムビュー(Custom View):
オブジェクト(ManagedObject、MapSymbol、Event、Alertクラスなど)のプロパティを表示基準として指定することができるビューで、表示するオブジェクトのフィルタリング機能を提供。 - グループ(Group):
ユーザが属するグループ。 - 管理オブジェクト(ManagedObject):
WebNMS Frameworkが管理する被管理対象装置内の管理オブジェクトのことである。被管理対象装置内には、多数のオブジェクトが存在するが、そのうち、WebNMS Frameworkが状態監視を行うオブジェクトは、特別なオブジェクトとしてデータベースに登録され、マップアイコンと対応付けて様々な監視ができる。監視対象がプリンタであると、プリンタ内で常時管理するオブジェクト(MIB:Management Information Base)が管理オブジェクトの対象になる。例えば、スイッチに含まれるポートを管理オブジェクトとして定義し、各ポートの状態の監視も行うことが可能である。一つのスイッチに監視対象のポートが4つある場合には、スイッチ自身の管理オブジェクトと4つのポートに対応する管理オブジェクトが必要となる。4つのポート情報(MIBなどから取得)をスイッチに相当する管理オブジェクトの状態として認識させるようにカスタマイズし、一つの管理オブジェクトとして管理することも可能である。
- しきい値イベント(Threshold Event):
データ収集機能により取得した値と指定された閾値を比較し、その基準に合致した場合にEventを生成することが可能なイベント。 - ステータポーリング(StatusPolling):
MManagedObjectに設定可能なステータス監視機能。5種類(max、latest、snmpping、ping、usertest)のステータス監視機能を提供。
- ツリーノード(Tree nodes):
ツリー構造は、users/ <ユーザ名> /Tree.xmlファイルに定義されている。各ツリーノードにNmsPanelを関連付けることが可能。 - ツリーフレームワーク(Tree Framework):
メインフレーム上の左側ペインに表示されるツリービュー。 - ツリーポップアップメニュー(Tree Popup Menu):
ツリービューに表示された各ツリーノードを右クリックした場合に表示されるポップアップメニュー。 - ツールバー(Toolbar):
追加したボタンにメニューフレームワークで定義されたアクションを実行可能なツールバー。 - ディスカバリフィルタ(Discovery Filter):
装置検出処理をカスタマイズするJavaインターフェースフィルタプログラム。装置を検出後、フレームワークで予め定義された管理オブジェクト(ManagedObject、Node、SnmpNode、SnmpInterface、IpAddress、Network)に変換され、本フィルタプログラムが呼び出されます。このフィルタでは、必要に応じて詳細なデータを装置から取り出し、ManagedObjectに保存することが可能。一般的な取り出し方法としては、SNMP APIを利用し装置にアクセスする。 - データデコーダー(Data Decoder):
データ収集(SNMP or TL1 ポーリング)実行後、取得した値をデータベースに保存する直前に呼び出されるJavaインターフェースプログラム。データの変換処理を実装することが可能。データ変換した値をデータベースに保存。 - テーブルポップアップメニュー(Table Popup Menu):
テーブルビュー(ListView)の各行を右クリックした場合に表示されるポップアップメニュー。 - トラップオブザーバ(Trap Observer):
サーバでSNMPトラップを受信した場合に呼び出されるJavaモジュール。 - トラップパーザ(Trap Parser):
Trap FilterにてEventクラスのインスタンスに変換されなかった場合、本パーザ機能にトラップが引き渡される。トラップパーザでは、Generic Trap、Specific Trap、Trap OID(Object Identifier)により生成するイベント(Event)のプロパティ(重要度、メッセージなど)を定義することが可能。 - トラップフィルタ(Trap Filter):
トラップ受信処理によりイベント(Event)を生成するためのJavaインターフェースプログラム。WebNMS Framework BackEndサーバが受信したトラップをSnmpPDUクラスのインスタンスに設定され、このフィルタプログラムに渡される。本プログラム内で、イベント(Event)に変換するロジックを実装。アラート処理をカスタマイズする初期プログラムとなる。 - トポオブザーバ(Topo Observer):
ManagedObjectの追加/削除/更新が行われた場合に呼び出されるJavaモジュール。
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- パネルメニュー(Panel Specific Menu):
各NmsPanel毎に表示する固有のメニュー。 - パーミッション(Permission):
オペレーション(操作)権限の割り当て状態。 - フレームメニュー(Frame Menu):
選択したNmsPanelにかかわらず必ず表示されるメニュー。 - プロビジョニング(Provisioning):
サービスを開始する上でソフトウェア的な一連のコンフィグレーション処理。WebNMS Frameworkでは、テンプレートベースプロビジョニング機能を提供。 - フェールオーバー(Fail over):
サーバ二重化機能。BEフェールオーバー、FEフェールオーバー機能を提供。 - ポリシー(Policy):
指定したインターバルでJavaインーフェースクラスを呼び出すための機能。WebNMS Framework内の管理ポリシーを定義可能。 - ポーリングフィルタ(Polling Filter):
検出した装置にデータ収集を設定する際に呼び出されるJavaインターフェースプログラム。装置状態に応じて、ポーリングポリシーを動的に変更するためのJavaインターフェースプログラムとなる。 - ポーリングオブジェクト(PollingObject):
装置検出を行いデータベースにManagedObjectとして登録後、設定した基準に応じて予め指定したデータ収集を設定することが可能。この基準およびポーリング情報を保持するデータオブジェクト。 - ポールデータ(PolledData):
データ収集を行うために、ポーリングを設定することが可能。このポーリング情報を表現するデータオブジェクト。SNMPを使用する場合、エージェントアドレス、ポーリング間隔、ポート番号、SNMP OID、コミュニティ名などを保持する。
- マップフィルタ(Map Filter):
ネットワークマップの表示情報をカスタマイズするためのJavaインターフェースプログラム。データベース上にManagedObjectが追加されると、マップフィルタが呼び出します。マップフィルタでは、マップ生成、マップシンボル生成、マップシンボルプロパティ設定変更などを行うことが可能。 - マップメニュー(Map Specific menu):
各マップ毎に表示する固有のメニュー。 - マップレンダラー(Map Renderer):
Javaクライアントマップ上のアイコンを描画するJavaインターフェースプログラム。 - マップレイアウト(Map Layout):
Javaクライアントマップ上のアイコンの位置(X、Yポジション)を計算するJavaインターフェースプログラム。 - メニューアクション(Menu Actions):
Javaクライアント上の各メニューに定義可能なアクションコマンド。XMLファイルを編集することでメニューを追加・変更・削除することが可能。
各メニューの選択によりアクションを実行可能となる。
- ユーザ(User):
WebNMS Frameworkクライアント上にログイン可能とするユーザ。 - ユーザディスカバリ(User Discovery):
独自のディスカバリ機能を作成するためのJavaインターフェースプログラム。ディスカバリモジュールより渡されたIPアドレスを利用し任意の方法で装置検出処理を実行することが可能。検出した装置は、ManagedObjectとしてデータベースに保存される。 - ユーザテスター(User Tester):
ManagedObjectのtesterプロパティに"usertest"を設定した場合に呼び出されるJavaクラス。UClassプロパティにクラス名(パッケージ名含む)を指定する。
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- CLI API:
Telnet/SSHを実行し、リモートマシン上でコマンドを実行するためのJavaベースAPI。 - RMI API:
WebNMS Frameworkで提供しているAPIをRMI経由でリモート呼び出しするためのAPI。管理しているManagedObject、イベント(Event)、アラート(Alert)へのアクセスをリモートJavaアプリケーションから実行することが可能。 - SNMP API:
SNMPパケットを送受信するためのJavaベースのSNMPプロトコルAPI。 - SAS(SNMP Applet Server):
Javaアプレット上からのSNMPリクエストをSNMPエージェントに転送するためのサーバ上で動作するプログラム。Javaアプレットのセキュリティ制限を回避するための機能を提供。 - TL1 API:
TL1エージェントとの通信を確立し、TL1コマンドセットの送信、レスポンス受信を行うためのJavaベースAPI。